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導入&Tips
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Text File
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1998-09-01
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6KB
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72 lines
本ドキュメントはメモゼリーの導入手順・バージョンアップ時の注意と、使用上役立つと思われる情報をいくつか記したものです。
・導入手順
アプリケーション本体(▲)を御使用のMacintoshのハードディスクの任意の場所にコピーしてください。
本ソフトは、Macintosh使用中、常に動作している方が使い勝手が向上します。ですので、できるならば本ソフトを「システムフォルダ」の「起動項目」フォルダーに格納しておくことをおすすめします(エイリアスでも構いません)。
なお、MemoRestoreアプリケーションは、滅多に使いません。必要になるまで、ハードディスク上から削除されておいても構いません。このアプリケーションに関する情報は、本ドキュメントの最後の方にある「・その他の情報」の「≫メモファイルが壊れた場合の対処」をお読みください。
インストールは以上で終了です。
続けて、“メモゼリー”を起動します。
起動時に以下のダイアログが現れます。(▼...50%縮小状態)
※これまでのバージョンですでに正規登録を行っている場合は、ダイアログは現れずに、そのままアプリケーションが起動します。
既に正規登録を行って、パスワードを入手している場合には、OKボタンの左にあるパスワード入力欄にそのパスワードを入力し、「OK」をクリックしてください。まだの場合は「試用」をクリックしてください。
これで本ソフトを使える様になります(なお、起動時に上記ダイアログが現れますが、これは正規登録を行えば現れなくなります)。
導入手順の通りにインストールが終了し、本ソフトを起動すると、キャラクター(ゼリー)が現れます。
(ゼリーが現れるまで、5秒ほど掛かります。これは、初期化処理に手間取っているわけではなく、システムの環境によって、アプリケーション起動時に多少のもたつきが出るため、起動時のアニメーションが乱れてしまうのを防ぐためです。)
・バージョンアップ版の導入
バージョンアップはそれほど気にする必要はありません。新しいバージョンのアプリケーションをこれまでのバージョンと置き換えるだけです。メモに関してはそのまま使えます。
ただし、Version 1.5.0までは、プリファレンス情報をアプリケーション本体に格納していたため、新しいバージョンを導入した場合は、もう一度プリファレンス設定を行う必要があります。なお、Version 1.6.0からはプリファレンス情報を初期設定ファイルとして別に保存する様にしました。従って、Version 1.6.0を使っていた場合は、それ以降、新バージョンのメモゼリーに入れ替えるだけで、プリファレンス情報は受け継がれます。
・その他の情報
≫本ソフトは、Mac OS 8.1日本語版上で最終動作確認を行いました。漢字Talk 7.5.5以降なら動作は可能ですが、Mac OS 8に満たないシステムでは、プリファレンスダイアログや、ユーザー登録ダイアログ上等で、表示がおかしくなる(色抜けがあったり、デフォルトボタンの縁取りが変わったりする程度)可能性があります。見た目だけで実使用上は問題ないので、そのままご使用ください。これは、OSの標準部品の表示方法がMac OS 8以降で変更されたことによるものです。
≫アニメーション機能について
・ディスクアクセスが多く発生する場合があります。
ディスクの速度が遅い場合は、アニメーションもそれに即して遅くなってしまいます。
・ディスク以外にも、アニメーションが遅くなる可能性が結構あります。
キャラクターの背後にあるウインドウを管理しているアプリケーションの、ウインドウの描画速度が遅い場合など、それが顕著に現れます。
・また、当然ながら、CPU速度自体も影響を与えます。
ただし、メモ機能自体に不具合が発生するわけではありませんので、安心してご利用ください(メモダイアログを開く際のアニメーションが遅くて待ちきれないという場合には、プリファレンスでアニメを使用しない様に設定する事も可能です)。
≫メモの実際の格納場所
メモは、「システムフォルダ」の「初期設定」フォルダーの「Memo-Files」フォルダーに、ファイルとして保存されています。
メモ0が「Memo File」、メモ1が「Memo File1」、メモ2が「Memo File2」……という形で保存されます。特定のメモ内の情報を全て破棄する場合には、そのメモのファイルを削除してください。本ソフトでは、メモダイアログでメモを切り替えた際、そのファイルが無ければ空のメモを自動的に作成します。
≫定期イベントのランダム位置移動について
ランダム位置移動によって、何かの拍子にキャラクターがどこかに行ってしまう場合があります(他アプリのウインドウの後ろ側とかに隠れているのではなく)。
その様な状況が発生しないようにプログラミングしたつもりですが、完全に治っているかどうか、確信が持てません。この様な場合、一旦本ソフトを終了して起動し直せば、また現れますが、これは面倒だと思うので、以下のような回避策を仕込んであります。もしもこの状況になった場合には、試してみてください。
・optionキーを押しながら、アップルメニューから「○○○について...」を実行する(○○○は、本ソフトのアプリケーション名)
・上記方法でもダメだった場合は、commandキーとoptionキーを押しながら、アップルメニューから「○○○について...」を実行する
この回避策を実行した場合、前述のMemo-Filesフォルダー内に、デバッグ用の情報ファイル(Debug Report)が生成されますが、ユーザーの方には不必要なので、削除してくださって構いません。
≫メモファイルが壊れた場合の対処
メモファイルには、各情報がそれぞれの一般的なリソースタイプ(画像は'PICT'、テキストは'TEXT'、音声は'snd '、音楽は'Midi')として、個別のリソースとして格納されています。従って、ResEdit等の開発ツールを使える方なら、万が一、ファイルの一部が壊れてメモとして読み出せなくなっても、無事な情報を引き出すことが可能な場合があります。ただし、メモ内での順番や、情報のタイトルに関しては、専用のリソースに格納してあるため、復活は難しいでしょう。
また、ResEditは、簡単ですが非常に強力なツールです。言い換えてみれば、使い方を間違えれば、予期せぬトラブルを引き起こすこともあります。
そんなわけで、メモファイルが壊れた場合に、できる限りの修復を試みるツール(MemoRestore)を同梱してあります。このツールに壊れたメモファイルをドラッグ&ドロップすると、情報のタイトルも、可能な限り復活します。ただし、全ての場合に復活できるわけではありません。また、順番が変わってしまう可能性が高いです。
このツールを使う場合は、事前にメモファイルのコピーを作成しておいた方が安全でしょう。また、壊れていないメモファイルに対して使用することは避けてください。
なお、'Midi'リソースは、一般的なリソースタイプとは言えませんが、'Midi'リソースの内容はSMFの内容そのままです。リソースをデータフォークに保存できるソフトがあれば、それによってSMFを作成する事が可能です。その様なソフトをお持ちでなければ、リソースをスクラップブックにコピーし、メモダイアログにドラッグ&ドロップして、新たに音楽情報のメモを作成してください。